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リミエキニューアルバム『ALL AGES』の飯田的全曲解説

2016年10月10日。38歳になりました。しかも何年ぶりかの体育の日(祝日)。ってことなのに、アルバム発売が明後日とまったく落ち着かないので、飯田の視点から見たニュー・アルバム『ALL AGES』の全曲解説をしようと思います。インタビューとかでは楽曲のことにはあまりふれていないので、『ALL AGES』を紐解くアーカイブになれば幸い。

 

 

アルバムの構想は、2015年の年末くらいから。「あーもう創ろう!」って自然になるまで、アルバム発売が必然と感じるまでは創らないようにしていました。つまり、谷ぐち順(B)、もんでんやすのり(Dr)、小森良太(SAX)が入った新体制の「リミエキサウンド」の骨格が固まったと思えたのが、年末くらいだったように思います。

 

『ALL AGES』というタイトルはYUKARIが考えましたが、2016年のリミエキのテーマでもあります。共鳴(YUKARIと谷ぐち順の息子)を連れて全国を旅するなかで、またメンバー各人が様々な活動をするなかで、自然と現れてきたテーマです。

 

 

あくまでも飯田視点による全曲解説(購入後読んでくださいー)

 

1. NO MEAN 

ライブでも良く1曲目に演奏する序曲。ロービートでラフで悪そな感じの音を探していたらこんな曲ができました。歌は、普段のライヴよりも少しラフに歌っています。掴めない曲なんですけど、この感じって今のリミエキだなって改めて思います。

 

2. MOTHER FUCKER 

なかなか強烈なタイトルですが、USオルタナバンドのポニーテイルのような、フレーズがたってて、ビートもたってて、展開も多いけどパワーで押せる、そんな曲になればなと思っていたらリズム隊のおかげもあり、現在のリミエキの代表曲になりました。前奏のアレンジがベタでめちゃくちゃ好き。アルバムのミックスバランスは、本曲のミックスが決まることで決定したとのこと(エンジニア原浩一談)。

 

3、This world is too small for me

ライヴのラストに良く演奏する代表曲。RIP RIG & PANICにもっとハードコア・パンクの勢いを足したいと思っていたら、こんなに勢いがでちゃいました。Have a Nice Day!とのsplit mini album『Heaven Discharge Hells Delight』に収録されていますが、ライヴでやりまくった後のグルーブを記録したかったので、今作のために録りなおしました。

 

4、それはずるい

いかに点を合わせられるかがグルーブの鍵となる曲。SAXとギターの掛け合いが楽しい。ギターの早弾き部分は、原さんにしごかれましたが気持ちよく入っていると思います。原さんマジックが炸裂しています。

 

5、Looking for INSPIRATION

このメンバーでがっつりNO WAVEの曲をやってみようと思って創りました。ベースの延々に続くうねりは、相当難しいようです。上手すぎるお天気ボイスはYUKARIが喋ってます。そしてこの曲のYUKARIのボーカルは、めちゃかっこいいです。ラストのギターソロは、再現不可能です...

 

6、Discommunication

新体制になって、やっぱり創りたかった早くて短くてわけわからんヤツ。やっぱし、リミエキはLessThanTV所属ですから! HMVからリリースした7インチ(まだ少し店舗には残っているはず...)に初収録です。T-shits付き音源には、YUKARIと谷ぐち順のボーカルが入れ替わったバージョンが入っています。

 

7、ギャーギャー騒げ

ボロフェスタ2016のテーマ曲になるようなものが創りたいとメンバーにオファーし、リミエキ流のハードコアパンク曲がかけないかと皆でいろいろ思案しました。この曲相当手応えがあります。PVもつくりました。制作は、我々が絶対の信頼をおく大石規子さんです。


ギャーギャー騒げ MV 監督 : 大石規子

 

ボロフェスタ2016 PV 監督 : まつながとしお

 

8、METEO DAYDREAM

YUKARIが、メテオについて歌った楽曲。

「NASAに行くとか ジャッジもできやしない T. V. V. A 悪夢のはじまり 効きすぎてんじゃない?!」って歌詞は最高すぎますね! そしてメテオは「ウォーリーを探せ」をモチーフにしたMVを作りたいと進言。メンバーも監督も半信半疑で創ってみたら、こんなMVになりました。

 

METEO DAYDREAM MV

 

9、PSYCHO ME

リミエキ流のハードコアパンク。最初のYUKARIの絶叫「あのこのことがうらやましー」にすべてが詰まってます。

 

10、Good night kids 

USバンドErase Errataのような軽快で尖ったパンク曲をずっと創りたかった。でももう一味欲しくてSAXソロを小森君に入れてもらいました。Kamasi Washingtonみたいなやつお願いって言ったら、「?」をつけながらも最高のSAXソロを吹いてくれた。

 

11、インダストリア

90年代に活躍したTrumans Waterみたいな曲が創りたいって頭の中にあって、リズム隊が本曲のビート感でセッションを始めたので、「これだー」と思って創り上げました。これは、まだまだライヴで成長すると思っています。今のメンバーじゃないと絶対にできない突進感があります。

 

 

曲順は、ものすごく議論を重ねましたが、3曲めに「This world is too small for me」を、ラストに「インダストリア」を配置することで、皆が満足いく曲順を創ることができました。

 

2014年のメンバー変更後、限定7インチ、Have a Nice Day!とのスプリット、音源つき耳栓、2MUCH CREWとの合体アルバムなどをリリースしつつも、アルバムは充分に時間をかけて出したかった。最強のメンバーが集まったと思っており、1st albumのような充分に練られた、そしてグルーブ重視のフル・アルバムを創りたくて、そしてちゃんと待ったかいがあり、目指したものが出来たと思います。

 

新体制になってからは、

エンジニア : 原浩一 / 松田健一

映像 : 大石規子

デザイン : HIRATA TAKAHITO

発売元 : LessThanTV

と信頼できる仲間の協力を経て、彼らも含めたLimited Express (has gone?)のグルーブ感というものが随分にでてきたように思います。

 

これから、ゆっくり時間をかけてレコ発を回り、しっかりと今のリミエキを伝えていきたいと思っています。もうすぐボロフェスタが、1月にはワンマン@FEVER、そして来年夏頃には...

 

 

瞬間風速で終らない活動を目指して。10月12日に発売する『ALL AGES』は、ある人にとってはよくわからない音楽かもしれませんが、音楽なんて形のないものは「よくわからない方が面白い」と思っていますので、せっかくだから全世代に楽しんで欲しいですね。どうぞよろしくお願いします。

author:JJ, category:-, 12:33
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