- スポンサーサイト
- 雨のパイレーツから雨の六畳人間へ
-
2011.05.30 Mondaysence of wonderの疲れはとれるわけない。そういえば、フェスがしんどいことを思い出した。でも1日経って思う事は、原点だと思う。ライブ・ハウスが原点なように、フェスだって大切な原点だ。Limited Express (has gone?)で行ったFUJI ROCK初年度の経験は、人生を変えた。くるりや越後屋やヨーグルトプー等もみんな一緒に行った。体力も時間もどんどんなくなっていくけれど、だからって行かない理由にはならないな。行けば、刺激があるもの。音楽漬けになれるもの。さて、朝から渋谷でパイレーツオブカリビアンのプロモーション謎解きイベントの制作。自分はclub camelot内での仕切りだったので知る由もなかったのだけど、外は大雨!それでも遊びにきてくれたお客さんには、本当に感謝したい。また、外でずぶぬれで頑張ってくれたスタッフにも、もう最大限の御礼をしたい。謎解きイベントの野外は難しいね。色々クリアーしてきたSCRAPチームだから、この雨問題も、いつか解決したいもんだな。夜は、六畳人間のイベントでUFO CLUBに。JUNK Lab Recordsのfolk enoughが出ていました。相変わらず、曲のアレンジが変わっていて、本人達が演奏のスリルを楽しんでいるのがとても気持ちいい。最後は、名曲ROCK'N ROLL SUNDAYで締める。バンドらしい、とても良い音楽家達だ。六畳人間も凄い良くなってた。特に新しいドラムは、かなりパワフルベースとのグルーブが半端ない。こんなにするっとメンバーチェンジで上手くいくなんて、レアな話。これからがめさめさ楽しいバンド。OTOTOYで特集させてもらう事にしたよ。疲れがピークで立ってられなくなってきたので、早めに退散。また月曜日が始める。やるでぇーーー!!!
- Sense of Wonder 2011
-
2011.05.29 SundaySense of Wonder 2011に行って来た。茨城県の笠間にある芸術の森で行われた中規模フェスティバルである。まずロケーションが素晴らしい。見渡す限り緑。東京からたった2時間の場所に、こんな自然に囲まれた巨大な公園があるなんて。あいにくの雨で、最初は客足も鈍かったけれど、お昼間は雨もやみ、少しずつお客さんは増えてきた。ご飯は...晴れたら空に豆撒いての店舗は、最高に美味しかったな。後は、笠間のいなり寿司がすんばらしかった。日本の3大いなりらしい。バンドは、open real ensemble!!!!!!衝撃は、ボアダムス、ROVO、DCPRG、54-71、kirihito、deerhoof等を初めて見たときと同じ。天才という言葉は好きではないが、もし天才という言葉が当てはまるなら、バンマスを努める和田永は、そうかもしれない。名前の通り、6台程のオープンリールを使って多重録音し、そこにベースやカフォンやバイオリンをのせる。サンプラーでもそんな事してないのに、オープンリールだから、ハイが痛くない。若いのに菊地成孔ばりに喋りが立つし、ダイナミクスもあるし、なにより荒削りな演奏は、完璧なオリジナリティで覆い隠されている。たぶんYMOが出てきたとき、みんなこんな気持ちになったんだろうな。いやはや凄い奴らが登場したぞ。国内でもまだほとんどライブをしていないのに、海外ツアー、しかもソナーまで決まっているそうだ。その他いっぱいライブ見たけれど、中でもpredawnは、何回かライブ見た中では一番良かった。Midicronica×fragmentは、持ち前のパフォーマンスでお客さんを掴んでいたし、mamamilkやイースタンユースの堂々とした演奏も素晴らしかったな。フェスには最近行かなくなったし、フェスバブルが弾けたのも事実である。今年のサマーソニックや富士ロックの凄まじいメンツを見ても、行こう!ってならないのは何故なんだろうって思ってる。でもopen real ensembleのように、新しい出会いが得れるなら、やっぱり行く価値があるように思う。だからフェスのオーガナイザー達は、出来るだけ新しい刺激を提供しなければならないな。Sense of Wonderは、そういう意味で、ちゃんと挑戦出来ているフェスティバルだ。今回は原発や雨で、そして台風等が重なったけれど、ラストのパンパンのお客さんを見ると、まだまだフェスには発展出来る可能性があるなと思えた。小林君を筆頭にした主催の皆様お疲れさまでした。撤収も相当大変だと思いますが、頑張ってください。
- 雨にも負けズ、風にも負けズ
-
2011.05.28 Saturday明日は、sence of wonder、日曜日は、渋谷でパイレーツオブカリビアンと、野外現場なのに雨雨雨...季節外れの台風まで...天災に負けぬよう『Play for Japan』を聞いていこう。山本太郎が、原発反対と公言して、事務所を辞めたそうだ。「これ以上迷惑をかけたくないのだそう...」対原発に関して言いたい事をいって迷惑がかかってしまうって言うのも、この非常事態に無茶苦茶だとおもうが、一人の人間として今やるべき事を選んだ彼に敬意を表したい。OTOTOYでもSCRAPでも新しいアイデアがあるのに、それを実行にうつせないでいて、とてももやもやしている。アイデアが出た時が加速するチャンスなのにな...さぁ、明日は早いぞ。雨にも負けズ、風にも負けズ、音楽は鳴り響く!
- イデストロイドーーー
-
2011.05.27 Friday仕事が終わらず昨夜は会社に泊まり込み。まぁ会議を一日に5本も6本もやっていれば、もちろん庶務が終わるわけもなく...昨日はイデストロイドを見に新大久保アースダムに立ち寄った。リミエキと結成は一緒くらいなはず。Limited Express (has gone?)や、イデストロイドやFLUID、なんてのは、ゼロ世代より少し早い時に生まれた同学年的な感じ。一度解散した彼らも、紆余曲折あったかなかったかはわからないけれど、とにかくソロで、バリバリでポコポコのデジタルハードコア・サウンドを武器に、シーンにカムバックした。とはいっても、そんなシーンなんてもはやあるわけはないけれど、どんな形であれちゃんとカムバックした事を祝福したい。リミエキが解散した時に、ある人に、「音楽は解散してからがスタートやで」と言われた。最近、やっとその意味がわかって気がする。イデストロイドは、もはや売れる売れないの世界とは別の所のバンドになっていた。だからといって、彼の作る音楽が良くないかと言えばそうではない。独創的で面白くてユーモアに溢れていた。そして、何より堂々としていた。「あーなんか良いなぁ〜」って思った。生活に根付いた音楽。イデストロイドは、ハチャメチャな音楽だけど、やっぱり彼自身をちゃんと投影する、生活に根付いた音楽だったな。また見に行こう。あら恋の新作でたね。彼らもバリバリの同世代。実はイデストロイドのオリジナル・ベーシストは、あら恋のベーシスト劔樹人ってことは、実は全く知られていない...
- あら恋とボアズの新作
-
2011.05.25 Wednesdayあら恋の新作が今日発売する。嵐のような作品で、大好きになった。DUBじゃなかったし、ポップになっていたけれど、やっぱりあら恋で、池永君の世界が充満していて、感情の起伏に飛んでいて、感覚を刺激する。同タイミングで上京して、子供も出来て、そら色々あったけれど、上京する時に、「俺音楽しかせぇへん」って豪語して、それを貫き通している。リスペクト!本作で、もう一つでかいステージに行ける事を、悔しいながらも望んでいる。スイセイノボアズの新作も、いち早く聞かせてもらった。音には情念と気合いが漲っていた。以前より少しストレートに、そして歌をより聴かせる。いやぁーすげぇバンドになったな。石原君は、ええ曲作るな。これはたぶん、彼らの勝負作だ。そういうパワーも感じるよ。だからめっちゃototoyでも応援するよ。でもね、これで全てが決まるわけではない。間違いなくこれは良い作品だけど、売れるかどうかは、また別の問題なのかもしれない。だから、3枚目も期待している。そして良い作品だったら、ototoyでもちろん応援する。粘っていきましょう。スイセイノボアズは、原発に反対した斉藤和義のように、ロックを背負うバンドになってもらいたい。
- Limited Exスケジュール更新
-
2011.05.24 TuesdayLimited Express (has gone?)のスケジュールを更新しました。6月は、まだちゃんと決まってないけれど、色々あって、THREEのホッシーが企画してくれることになりました。震災以後、やっぱりモードがとても難しくて、押さえていたこの日に、何をやっていいか分からなくなった...実はそんな理由もあったりして。そんな時に、ほっしーが「飯田さんの気持ち分かります。僕やりますよ。」って言ってくれたのは感激したな。7月には、中国や関西が、なんとmoorworksのレーベルからリリースしていたParts & laborとも共演します。これはスーパー忙し月間ですな...そして8月は....夏は、フジロックにもSUMMER SONICにもROCK IN JAPANにもやってこない。夏は、METEO NIGHTにやってくる。WE ARE Less Than TV!!!METEO NIGHT 2011開催!!!ってことで、今年のメンツは去年よりヤバい。ぐっとパンク、ハードコア色強し。俺たちの夏は、これがあるから面白い!もちろん10月はBOROFESTA(予定)。今年はなんと10周年。秋まで突っ走ります。是非見にきてね。
- ROVOのMDT FESTIVAL 2011
-
2011.05.23 MondayROVOのMDT(マンドライブトランス) FESTIVAL 2011 !!!!!!!!!に行ってきた。実は、BOROFESTAの3回目は、BOROFESTA meets MAN DRIVE TRANCEでやったのだ。BOROFESTAが、10周年なのに11回目なのは、実は、この特別版があったから。そして、東京の野外音楽堂、本拠地でのMAN DRIVE TRANCEに初めて行ってみた。いやぁはや、狂気と熱気が渦巻く素晴らしいパーティーでした。1曲目から、お客は求めて大暴れ。それに呼応するようにバンドのテンションも最高潮に!お客でもバンドでも、きっかけはどちらが作っても良い。とにかく、踊った方が楽しいバンドは、過剰に踊った方が楽しい。今日のROVOは、みんな踊り過ぎて、爆発寸前の狂気に変わってた。ザゼンボーイズと七尾旅人とROVO。たった3バンドなのに捻出されていた狂気と熱気。春一番などにも通じる、野音ならではの空気感もまざったフェスだったな。雨が、ROVOの時に止んだ。勝井さんが、「生き続けよう」て言った。山本さんは、「頑張ろう」て言った。また来年も行きたいって思った。そう思わせてくれるパーティーだった。BOROFESTAも、今年もそんな風に思ってもらえるフェスにしよう。
- シェルター2回し!!!
-
2011.05.22 Sunday昨日は、平日の疲れが吹き出し、死んだように眠ってしまった。最近、こんな日が週に一度はあるねぇ。今日は、お昼間、下北沢シェルターにて、BiSとtengal6のツー・マン。2つとも、とにかく勢いが素晴らしい。清純派のヒップホップ・アイドルtengal6と完全にぶっ飛んでいるBiS。曲の良さで勝負するtengal6と完全にぶっ飛んでいるBiS。とても美人を集めたtengal6と完全にぶっ飛んでいるBiS。ちゃんと歌うtengal6と完全にぶっ飛んでいるBiS。VSにしていたようだが、これが、とても相性がいい。どちらも大盛り上がり。BiSのライブでは、ダイブが飛び出すしまつ。男の子も、おじさんも、女の子も、みんな笑ってた。アイドルを飛び越えて、良いロック・イベントで目撃することが出来る、素敵な空気が流れていた。インターネットがそうだったように、リアル脱出ゲームがそうだったように、パフュームがそうだったように、彼女達も、近いうちにアイドル好きだけのものじゃなくなるだろう。面白いものは、ちょっと「えーっ」って言われるものから生まれてくる。食わず嫌いほど意味のないものはない。「CDにこだわるから配信はしません!」ではなくて、「どっちも使ったら良いのに〜」って言うのが、配信サイトの現場にいる人間の言葉。まずは使ってみる事。まずは足を運んでみる事。是非BiSのライブに足を運んでみてください。是非OTOTOYで配信してみてください。価値感が少しだけ変わると思います。ライブの後は、渋谷で、パイレーツオブカリビアンの下見。土曜日の渋谷の人波をかき分けながら無事ミッション完了。そのまま軍艦マンションの打ち合わせ等等...そして、戻るはシェルターへ。大好きなKIRIHITOのワンマン・ライブ。完璧な演奏、唯一無二のサウンド、個性的なキャラクター、お洒落な立ち振る舞い、大騒ぎのマネージャー。どこをきっても、完璧である。メジャー・フィールドのアーティストではないけれど、彼らがいるから、沢山のバンドが立っていられる。売れることが音楽をする目的ではない。サウンドを追求し続ける事。それがミュージシャンのあるべき姿だ。そんな姿を地でいくKIRIHITOを、10年後でも応援し続ける人は多いだろう。BiSと同じく、KIRIHITOをもしまだ見た事がないのなら、絶対に見た方が良い。世界最高峰のサウンドとは、こういう音を言う。なんかスッゲーやる気出たので、Limited Express (has gone?)のHPを更新しました。また6月からは、ライブいっぱいやります。いっぱい見にきてください。「えっ?」 って曲もお披露目予定です。俺たちも世界最高峰になるために!!!練習もライブも全力でやるべし。
- 校長になっても、 何も変わらず、 忙しい...(笑)
-
2011.05.20 Friday昨日は、佐藤タイジのソロを見た。MCでは、原発の事を話しまくる。かなり偏った考え方だったけど、ミュージシャンは、そうあるべきだと思った。人前に立つのだから、間違えを恐れず、発言する勇気を持つ事も必要。そう心から思えた、ソロ・ライブだった。OTOTOYで配信されている、クラムボンmitoの『DAWNS』が本当に素晴らしい。様々に試行錯誤していた感のある前作から一転、mitoとして開き直っている。曽我部恵一の『PINK』もそうだったけど、この世代が、ちゃんと良作を出してくることに、喜びと、脅威を感じる。すげぇなと。SCRAPは、来週日曜日にパイレーツオブカリビアンに謎を仕掛けます。無料イベントなので難しくはありませんが、楽しいと思うよ。こみこみの渋谷を、さらにこみこみにしちゃいましょ。ってことで、今週見ておきたいけど、無理かな...っていうか、面白いんかな?1は面白かったけど...ってか、ジョニーデップがかっこ良かった...
- オトトイの学校が開講!!!
-
2011.05.19 Thursdayなんと、オトトイが学校を始めます。その名も『オトトイの学校』!!!。ドーーン!どんな授業かと申しますと、1、ototoyアイドル研究室 授業参観日 生徒 : BiS2、日比谷カタン六弦似非弾き語りクリニック3、岡村詩野音楽ライター講座(7月期)<連続講座>4、PCオーディオの世界をひらく〜PCで高音質体験です。えっ!? おかしいですか?大丈夫です。音楽の学校ですから...校長は、飯田仁一郎です。わし...音楽が出来る事は、演奏するだけではありません。OTOTOYから音楽にまつわる色々な面白いものごとを発信出来ればと思っています。そして温かい目で見守ってやってください。それでは〜〜〜〜〜〜1番は、もう定員間近... 急いで。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・オトトイの学校サイト・オープンのお知らせ。オトトイの学校 HP〜校長のお言葉〜オトトイが学校を始めました。ネット上では、USTREAMやYouTube、MySpace等、多くの音楽を聞くことができるし、クリックすれば、情報が何でも飛び込んでくる。それでも、オーディンスは、ライブ・ハウス、トーク・ショーや音楽講座等の現場へ、積極的に足を運んでいます。それは、多くの人がもっとリアルな情報を求めている証拠ではないでしょうか。また、周りを見渡すと、有用な情報、知識や技術を持ち、それを未来に向けて伝えてほしい人がたくさんいます。情報が溢れ過ぎ、どれを選んで良いのかがわかりにくい中で、まさに多くの人が求める素材を彼らは持っていると確信します。そこで、その「現場」と「素材」を結ぶ学校を始めます。様々なエネルギーが渦巻いて、音楽シーンが沸騰する寸前のような学校。話をただ聞くのではなく、講師や受講生との対話の中から、ここでしかあり得ない授業が出現する学校。そんな学校をめざします。オトトイの学校 初代校長 飯田仁一郎ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー